【2026 年 7 月〜8 月】トビタテ!留学 JAPAN 高校生のカリフォルニア医 療留学体験談|小児医療・多職種連携を学んだ 26 日間

私は、2026年の夏、トビタテ!留学JAPAN第11期生として、カリフォルニアで26日間の留学をしてきました!

私が今回の留学で設定した探究テーマは、「アメリカの小児医療で実践される多職種連携は、子供とその家族の安心感やQOLの向上にどのように責献しているのか?」です。

様々な体験を通して小児医療に興味を持ち、将来は子どもとその家族の心のケアまでできる仕事がしたいと思っていたので、「海外で、実際の現場を見てみたい!」という気持ちでこのテーマを決めました。

留学中は、毎日語学学校に通ったり、ボランティアをしたり、施設を見学したり、現地のスーパーに行ったり、ご飯を食べたり……。アメリカでの生活そのものもたくさん楽しみました。

今回は、そんな26日間の中でも特に印象に残っていることを紹介します!

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まずは語学学校のPoly Languages Institute。
授業では、いろいろな国から来た様々な年齢の人たちと一緒に勉強しました。
普段の学校生活では絶対に出会えないような人たちと話すことができて、とても新鮮でした。
英語を使って話すこと自体はもちろんですが、出身国によって考え方や文化が違いみんなの話を聞くことが面白かったです。
「同じことを話していても、こんなに考え方が違うんだ!」と思うこともあり、勉強以外のところでもたくさん刺激を受けました。

また、アメリカでは初めて会った人と話す機会がとても多く、英語なのにもかかわらず、日本にいるときよりも自然に自分から話しかけるようになりました。
「せっかくアメリカにいるんだから、とりあえず話してみよう!」という気持ちになれたのは、今回の留学で変わったところの一つです。

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次に、今回の留学の研修の中でも、特に楽しみにしていたのがPower Play Kids です。
ここでは一週間ほど、作業療法(OT)の現場を見学させていただきました。
実際に見てみると、子どもたちが取り組んでいることが本当にさまざまでした。

ブランコやハンモック、バランスボール、粘土などを使った活動から、手洗い、歯磨き、着替え、靴を履く、ボタンを留める、文字を書くといった日常生活の練習まで、一人ひとり違う活動をしていました。
最初は「これってどういう意味があるんだろう?」と思うこともありましたが、自分から質問をしていって説明を聞くと、全部その子の目標につながっていました。

例えば、ある子は「自分で身体を洗えるようになること」、別の子は「自分で靴を履けるようになること」が目標。
食べ物を食べることについても、いきなり「食べてみよう」ではなく、まず見て、触って、匂いをかいで……というように、その子ができるところから少しずつ進めていました。
「食べる」という一つのことにも、こんなにいろいろな段階があるんだ、と知ってびっくりしました。

特に印象に残ったのは、その子の障害や苦手なことを注目して見るのではなく、その子全体を見るという姿勢が大事だと教わったことです。
「この子はこれができない」ではなく、「この子は何が好きなのか」「何ならできるのか」「次は何ができるようになりたいのか」を考えて支援していました。

実際の現場を見たことで、私がこれまで考えていた「子どもに寄り添う」という言葉が、少し具体的になった気がします。

また、Power Play Kidsでは、子どもたちへの支援だけでなく、家族とのやりとりも印象に残りました。
セラピーの前後には、最近できようになったことや家での様子、これからの目標などを共有します。
セラピストの方から家族に「こういうところを家でもやってみてください」と伝えるだけではなく、家族からも普段の様子を聞いて、その情報を次の支援につなげていました。
「施設で頑張って終わり」ではなく、家での生活まで含めて考える。
それを実際に見ることができたのは、今回の探究テーマを考える上でも大きな経験でした。

また、セラピストの方々が本当に子どもたちをよく見ていて、できたときはしっかり褒め、難しいときは無理に急かさず、その子のペースを大切にしていました。
見学している私にも一つ一つ丁寧に説明してくださって、とても楽しく学ぶことができました。

トビタテ!留学 カリフォルニアの小児作業療法トレーニング体験 トビタテ!留学 カリフォルニアでの小児作業療法トレーニング2

次に、Regional Center of Orange County(RCOC)では、子どもや家族を必要なサービスにつないでいく仕組みについて学びました。
Power Play Kidsでは実際に子どもを支援する現場を見ましたが、RCOCでは、もっと広い視点から支援の仕組みを見ることができました。
医療だけでなく、福祉や学校、地域など、いろいろなところとつながりながら支援していく。
日本では「多職種連携」と聞くと、最初は医師や看護師など、医療職同士が協力することをイメージします。
でも実際にアメリカの現場を見てみると、それだけではありませんでした。

子どもや家族が必要としている支援につなぐ人がいて、それぞれの専門分野の人が関わっている。
「アメリカの多職種連携って、こういうことなんだ!」と、かなりイメージが変わりました。

トビタテ!留学 カリフォルニア 医療機関訪問 2026 トビタテ!留学 カリフォルニア 医療機関訪問2 2026

次にChildren’s Guidance Centerでは、心の支援について学びました。
ここでは、カウンセリングだけでなく、アートや音楽などを取り入れた支援も行われていました。
私は「心のケア」というと、話を聞くことが中心なのかなと思っていたので、いろいろな方法があることに驚きました。
また、子ども本人だけではなく、家族や学校などとも連携して支援していることも印象的でした。
子どもが安心して生活するためには、本人への支援だけでなく、周りの環境も大切。
今回いくつかの施設を訪問して、どんどんそのことが分かってきました。

トビタテ!留学 カリフォルニア 医療機関訪問 3 2026 トビタテ!留学 カリフォルニア 医療機関訪問 4 2026

I Can Bike Campでは、子どもたちの頑張りに日々驚かされました。
自転車に乗ることに挑戦する子どもたちを、スタッフや現地のボランティアの方々と一緒にサポートしました。
最初はなかなかうまくいかなかった子が、何日も練習するうちに少しずつ乗れるようになっていく姿を見ることができました。
特に印象的だったのは、子どもたちだけでなく、家族の様子も変わっていったことです。
最初は心配そうに見ていた家族が、最後にはとても嬉しそうに子どもを見ていました。

「この子にはこんなこともできるんだ」と、家族自身が新しい発見をしているようにも見えました。

最終日には、みんなで道を作り、その間を子どもたちが走って家族のところへ向かいます。
最後は証明書をもらって、みんなで喜んでいて、とても素敵な雰囲気でした。
一週間一緒に過ごしたからこそ、最初からの変化が分かって、私もとても嬉しく感動しました!

トビタテ!留学I Can Bike Camp サポートボランティア トビタテ!留学I Can Bike Camp サポートボランティア

さらに、Ronald McDonald House にも訪問しました。
これは、病気の子どもが治療を受けている間、その家族が病院の近くで滞在できるようにサポートしている施設です。

日本のハウスもこの留学のために訪問しましたが、比べられないくらいアメリカのハウスはずっと大きくて、ホテルのような雰囲気でした。
家族が食事をする場所があったり、ほかの家族と交流できるスペースがあったり、病院の近くで安心して過ごせるようにいろいろな工夫がされていました。

ここを見学して、「小児医療って、子どもの治療だけじゃないんだな」と改めて感じました。

子どもが治療を受けている間、家族にもいろいろな負担があります。
その家族を支えることも、結果的に子どもを支えることにつながる。

今回の探究テーマを考える上でも、印象に残る訪問になりました。

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このほかにも本当にたくさんの施設に行って学ばせていただいて、すごく充実した探究活動ができました。

さらに施設だけじゃなく、アメリカの日常もたくさん楽しみました!

ディズニーに行ったり、ビーチやプールに行ったり、アメリカでしか食べられないものを食べたり、スーパーやショッピングモールに行ったり、、、
帰国日の前日にはなんとロサンゼルス観光もさせて頂きました!

日本とは違う大きさの商品を見たり、見たことのない食べ物を見つけたりするだけでも楽しかったです!

現地で普通に生活してみると、観光で短期間訪れるだけでは分からないこともたくさんあります。
スーパーや街の雰囲気、食事の量、人との距離感など、毎日のちょっとしたところに日本との違いがありました。

こういう「アメリカ生活」を経験できたことも、今回の留学の良かったところです。

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26日間を終えて

今回の留学では、最初に決めた探究テーマについて、実際の現場を見ながら考えることができました。

特に印象に残ったのは、子どもだけではなく、家族も含めて支えていくことと、一つの職種だけではなく、いろいろな分野の人が協力することです。

日本にいるときは、「多職種連携」の仕組みを具体的にどんなものなのかはあまりイメージできていませんでした。

でも、Power Play Kids、RCOC、Children’s Guidance Center、I Can Bike Camp、Ronald McDonald Houseなど、いろいろな場所を実際に見たことで、それぞれ違う形で子どもや家族を支えていることが分かりました。

そして、探究以外にも、26日間の生活を通してたくさんの温かい人と出会えたことが大きかったです。

日本ではあまり自分から話しかけないような場面でも、「とりあえずやってみよう」と思えるようになったり、初めて会った人と話すことを楽しめるようになったり。

帰国してからも、「アメリカでこれやったな〜!」と思い出すことがたくさんあります。

これから留学する人へ

今回、トビタテ!留学JAPAN第11期生として留学できたことで、普通に海外旅行をするだけではできなかったような経験をたくさんすることができました。
自分で探究テーマを決めていたからこそ、施設を訪問したときにも、「日本とは何が違うんだろう?」「どうしてこういう仕組みなんだろう?」と考えながら見ることができました。

でも、探究だけに集中するのではなく、観光したり、ショッピングしたり、アメリカの食べ物を楽しんだり。
そういう時間も全部含めて、今回のすごく充実した留学だったと思います

これから留学する人には、ぜひ「自分がやってみたいこと」を一つ持って行ってほしいです。
それが勉強でも、スポーツでも、文化交流でも、現地でしかできない経験でも大丈夫。
実際に行ってみると、最初に考えていたこと以外にも、きっと新しくやってみたいことが見つかります!

私自身、今回の26日間で「もっと知りたい!」と思うことがたくさん増えました。
これからも今回の経験を学校での学びや将来につなげながら、また新しいことに挑戦していきたいです。

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最後になりましたが、今回の留学で合わなかった日はなかったと言ってもいいくらい毎日サポートしてくれた留学USAの川口さん夫妻、現地で関わってくださった皆さん、そして留学に行かせてくれて応援してくれた両親や祖父をはじめとする家族に心から感謝しています。

たくさんの出会いと経験が詰まった、何歳になっても絶対忘れることのない充実した26日間でした!

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